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赤ワインは濃厚な味でしっかりしたお料理と相性がよく、人気のお酒です。美味しい赤ワインですが、洋服やテーブルクロスなどにこぼしてしまうことってよくありますよね。

赤ワインはお洗濯で落としにくいことで有名ですが、どうやって染み抜きすればいいのでしょうか。赤ワインはブドウが原料ですが、ブドウの色素は落ちにくく、グレープジュースなども同様になかなか染み抜きできません。

しかし、赤ワインのシミは、繊維につけてしまったすぐ後であれば、塩でシミ抜きすることができるんです。染み抜きの方法で使用するのは塩だけです。

塩は台所にある普通の食塩を使用するので、わざわざシミ抜き用に材料を購入する必要もなく、手軽に染み抜きすることができます。

赤ワインをこぼしてすぐなら、繊維が水分を含んでいる状態になります。赤ワインのシミ部分に塩を適量ふりかけて、優しく押すようにして染み抜きします。

塩は水分を吸収しやすい性質があるので、赤ワインを塩に吸い取ってもらうようにする方法です。ここで注意をするのは、塩をふりかけてから揉みこみようにして強く擦ることです。

塩は粗い粒でできているので、摩擦をすると繊維を傷めてしまう可能性があるのです。赤ワインを塩で染み抜きする方法は、ほとんどどんな素材にでも使えますが、くれぐれも力を入れてゴシゴシしないようにしましょう。

塩を赤ワインの部分に吸わせたら、赤ワインが付着した塩を取り除き、塩を繊維に残さないようにします。

シミ部分が大きく、染み抜きに使った塩の量が多い場合、掃除機などで塩を吸い取る方法もおすすめです。その後、中性洗剤などでシミ部分をていねいに洗い、しっかりすすぎます。

赤ワインがついて時間が経過している場合は、塩では染み抜きできないので、漂白剤にアンモニア水を混ぜて染み抜きするか。クリーニングに出すようにしましょう。